精油の禁忌・注意事項【ラ・ワ行】
ライム
Citrus aurantifolia
ミカン科・果皮・トップノート
- 塗布した肌を4~5時間は直射日光(紫外線)に当てないようにする
⇒フロクマリン類に光感作(光毒性)作用があるため
- 希釈して使用することが望ましい
⇒精油全体の作用により皮膚刺激の可能性があるため
ラブラドルティ
Ledum groenlandicum
ツツジ科・葉付き小枝・トップノート
- 乳幼児、妊婦、授乳中の産婦には長期間・継続的・広範囲に多量の使用避け、注意をして使用する
⇒精油の持つ毒性が全て解明されていないため
ラベンダー・ストエカス
Lavandula stoechas
シソ科・花穂・ミドルノート
- 乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、神経系統の弱い患者(老人)、てんかん患者には使用しない。ただし、希釈して耳道に使用する場合を除く。
⇒ケトン類に神経毒性があるため。また、堕胎作用(流産惹起作用)があるため
ラベンダー・スピカ
Lavandula spica
シソ科・花穂・トップノート
- 乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、神経系統の弱い患者(老人)、てんかん患者には、長時間・継続的・広範囲に多量の使用は避け、低濃度で注意をして使用する
⇒ケトン類に神経毒性があるため。また、堕胎作用(流産惹起作用)があるため
ランタナ
Lantana camara
クマヅツラ科・花と茎葉・ミドルノート
- 乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、神経系統の弱い患者(老人)、てんかん患者には、長時間・継続的・広範囲に多量の使用は避け、低濃度で注意をして使用する
⇒ケトン類に神経毒性があるため。また、堕胎作用(流産惹起作用)があるため
リトセア
Litsea cubeba
クスノキ科・種子(実)・トップノート
- 50%以下に希釈して使用する
⇒テルペン系アルデヒド類に肌を荒らす危険性があるため
レモン
Citrus limon
ミカン科・果皮・トップノート
- 塗布した肌を4~5時間は直射日光(紫外線)に当てないようにする
⇒フロクマリン類に光感作(光毒性)作用があるため
- 希釈して使用することが望ましい
⇒精油全体の作用により皮膚刺激の可能性があるため
レモングラス
Cymbopogon citratus
イネ科・全草(根以外)・トップノート
- 50%以下に希釈して使用する
⇒テルペン系アルデヒド類に肌を荒らす危険性があるため
レモン・バーベナ
Lippia citriodora
クマヅツラ科・葉・トップノート
50%以下に希釈して使用する
⇒テルペン系アルデヒド類に肌を荒らす危険性があるため
レモン・バーム
Melissa officinalis
シソ科・全草(根以外)・ミドルノート
50%以下に希釈して使用する
⇒テルペン系アルデヒド類に肌を荒らす危険性があるため
ローズマリー・カンファー
Rosmarinus officinalis CT (Camphora)
シソ科・花と茎葉・ミドルノート
- 乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、神経系統の弱い患者(老人)、てんかん患者には使用しない
⇒ケトン類に神経毒性があるため。また、堕胎作用(流産惹起作用)があるため
ローズマリー・ベルべノン
Rosmarinus officinalis CT (Verbenone)
シソ科・花と茎葉・ミドルノート
- 乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、神経系統の弱い患者(老人)、てんかん患者には長期間・継続的・広範囲に多量の使用は避け、低濃度で注意をして使用する
⇒ケトン類に神経毒性や堕胎作用(流産惹起作用)があるため
ローレル
Laurus nobils
クスノキ科・葉・トップノート
- アレルギー体質の人はアレルギーを示すことがある
⇒原則としてパッチテストを行ってから使用する
ロベジ
Levisticum officinalis
セリ科・根・ベースノート
- 10%以下に希釈して使用する
⇒精油全体の作用によるため
- 排液のために長期間継続する場合は、一般的に1~2か月での使用とし、長期継続はしない
ワームシード
Chenopodium ambrosioides
アカザ科・花と茎葉・ベースノート
- 乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、神経系統の弱い患者(老人)、てんかん患者には使用しない
⇒アスカリドールに神経毒性や堕胎作用(流産惹起作用)があるため
ワイルドキャロット
Daucus carota
セリ科・種子・ミドルノート
- カロトールにはホルモン様作用は無さそうだが、慎重を期し、ホルモン依存型癌疾患、乳腺症などには長期間・継続的・広範囲に多量の使用は避け、低濃度で注意をして使用する
⇒セスキテルペンアルコール類にホルモン様作用の可能性があるため