嗅覚のメカニズムを理解する

ナードアロマテラピー協会認定校・アロマとヘナのサロン・スクール ロメオブルーです。


何かを学ぼうとするとき、その歴史について知ることは必須です。

アロマテラピーを学ぶときにも、歴史の単元があります。

紀元前3000年の古代ギリシャ、エジプト時代にまで遡り、近代アロマテラピーまで。

およそ5000年にもおよぶ香りの歴史。

興味を持って探求するのにはワクワクすることばかりなのですが、試験用の勉強&暗記になると苦しむところです。

嗅覚のメカニズムも同じく、必死に暗記しないといけません。

目次

におい分野におけるノーベル賞

2004年、リンダ・バックとリチャード・アクセルが嗅覚受容体に関する研究でノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

近代アロマテラピーを学ぶときに必ず出てきます。

五感の1つである嗅覚ですが、21世紀の現在でもまだまだ解明できていないことがたくさんあるということですね。

世界中のたくさんの研究者が、これからもいろいろな発見をしてくれることでしょう。

現在進行形中なのです。

香りが脳に伝わるメカニズム

  1. 香りの分子は鼻の奥の上部にある嗅上皮の粘膜に溶け込む。
  2. 嗅細胞に伝わり、電気信号(インパルス)に変換され、嗅神経に伝わる。
  3. 嗅球→大脳へ伝達され、匂いは識別される。

アロマテラピーの基礎的な学びでは、このように学びます。

「インパルスかぁ」とノートに記入しながらお笑い芸人の顔を思い浮かべたのは私だけじゃないはずです。笑

講師としてアロマテラピーについて勉強を続けていると、この部分をより深く理解する必要があります。

理解し、生徒さんたちにわかりやすく伝えるため、まとめてみました。

嗅覚受容体の情報伝達メカニズム

  1. 鼻腔に入った芳香分子は嗅上皮を覆っている嗅粘液に溶け込み、嗅細胞嗅毛にふれる。
  2. 芳香分子が嗅毛の嗅覚受容体に結合
  3. 嗅覚受容体の形が変わり、Gタンパク質を刺激、活性化する
  4. 活性化したGタンパク質の一部(αサブユニット)が移動し、アデニル酸シクラーゼという酵素を活性化
  5. アデニル酸シクラーゼが細胞内のアデノシン-3-リン酸(ATP)cAMP(環状アデノシン-1-リン酸に変える
  6. cAMPが嗅細胞の膜にあるイオンチャンネルと結びつき、イオンチャンネルを開ける
  7. 陽イオン(Ca²⁺、Na⁺)が細胞内に入り、細胞に電気が流れ(脱分極化)、活動電位が脳に伝わる
  • 伝達物質が結合するとGタンパク質を活性化させる受容体を代謝型受容体と言い、7回膜貫通領域を持つのが特徴

 

講師としてはここまで理解が必要かと思います。

複数の芳香分子がで構成される精油は有機化学。

身体も化学なのだなぁと感心しました。

アロマテラピーの基礎的な書籍にはなかなかここまで記載はされておらず、実際私もわかりやすい本~難しい本まで手に取りました。

解剖生理学の本などで勉強するのですが、専門書は少々お高いとうことと、書店で売られていることが少なく、中身の確認ができずに購入しないといけないのですよね。

そして、品切れや絶版になることも多いです。

そうなると中古市場で価格が高騰し、更に購入が難しくなってくるというのが現実。

『フランスアロマテラピー大全』などがいい例です。

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春先に購入した本。

数年前だったら理解できなくて読み飛ばしていたであろう内容が、だんだんと理解できるようになってきたのがうれしかったりします。

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