精油と身体を理解、そしてアンテナの感度を磨く
GWが終わりました。
奄美地方ではもう梅雨入りだとか。
夏はすぐそこです。
4月の私
昨年は秋が短くて冬が長く。
肌寒い日が続いていた春先も、後半はブワ~ッと巻き返して、あっというまに桜が散ってしまいました。
桜の無い入学式シーズンでしたね。
季節のリズムが以前よりも少し前倒し感があるなと感じている人も少なくないはず。
そしてやはりそのリズムにココロもカラダも驚くわけです。
4月の私はちょっとそんな感じでした。
- 仕事が忙しい
- 娘の県外への引越
常に頭の中がグルグルと高ぶっている感じでした。
引越も終え、新年度の高校の授業も始まった頃。
なんとも言えないカラダの感覚に。
- 右側上半身がボワ~ンと痺れた感じ
- 右側のみの片頭痛
- 腕が上げづらい
- 仙骨周辺がピリピリ
しんどいけれどどうにかしないと!
タイミングよく、施術の勉強会がありました。
「今日はモデルのみで参加します」と先生に連絡しました。
練習できるような状態ではなかったのです。
もちろん、日々の仕事に関しては問題なく対応できたいたのですが。
仕事という枠が外れると、無理をするのもしんどくなっていました。
数日後には東京での大事なセミナーが控えていました。
ベストな状態で東京に行きたいというのが正直なところ。
「勉強会の前に背中だけでもトリートメントを受けられないでしょうか?」
図々しいかなと思いながら、背に腹は代えられぬ。
思い切って先生に相談してみたところ、快諾していただけたのです。
精油を選び、ベッドに横になって。
「右側の背中から上腕が盛り上がっていますよ」と先生。
- イランイラン
- マジョラム
- プチグレン など
鎮痛作用や鎮静作用のある精油でトリートメントしていただきました。
- ユーカリ・レモン
- ウインターグリーン
そのあとの勉強会でも、背中~上腕にかけてピンポイントでトリートメントしていただけました。
なぜ背中のトリートメントをお願いしたのか
中枢神経である脊髄からは、31対の脊髄神経が出ています。
背中を撫でさする。
神経系のバランスを取るために、背中のトリートメントはとても良いのです。
辛いとき、悲しいとき、しんどいとき。
背中をさすったり、ぽんぽんとしてもらうだけで安心した経験ありませんか?
背中、とても大事なのです。
脚や腕と違い、自分でトリートメントできない部分でもありますしね。
そして、お昼ごはんを済ませた頃。
あれだけ不調だったのが、スーッとひいていくのを感じました。
朝のあのしんどさは何だったのだろうかと?思うくらい。
帰る頃にはいつも通りのコンディションになっていました。
精油ってすごい
アロマトリートメントってすごい
改めて実感しました。
薬を飲む前に、病院に行く前に
一般の方だと、今回の私のような不調の場合は病院に行くのかな?
鎮痛剤のお薬や湿布を処方してもらう感じでしょうか。
お薬を全否定するつもりは無いのだけれど。
鎮痛剤は痛いという感覚を麻痺させているだけのものです。
痛みの原因そのものを治すものではないので、時間が経つとまた痛くなります。
そしてまた鎮痛剤を飲む。
この繰り返しです。
大事な場面で痛いのは困る!
というときには鎮痛剤も有りかと思うけれど。
日常ではあまり使いたくないかなと、私は思います。
そもそも、うちの家には鎮痛剤の準備はありませんから。
精油を使うのが当たり前になってくると、市販薬の出番はほぼゼロに近くなってきます。
健康保険も歯科でしか使用していません。
こうした体験や体感が続いていく人は実感しているはずです。
アロマテラピーってすごい!って。
アンテナの感度
あと大事なのは、自分のアンテナの感度。
ココロやカラダのコンディションの変化に気づくこと。
どんなに小さいことでも。
- 月経周期
- 更年期
- 満月や新月などの月のリズム
- 季節のかわり目
鈍感な私でも、意外と変化に気づくことが多いです。
先日の満月の日は朝起きたときから全身の膨張感に驚きました。
「あ、今日は満月か」で、納得。
セラピストは、ココロとカラダを健康に!と謳う職業ですが。
365日毎日が絶好調というわけではありません(私だけかもしれませんが)。
大なり小なり波はあります。
こうして自分の不調だったエピソードをブログ記事にするのはどうかもと思ったりもします。
でも、アロマトリートメントでその不調が緩和されたという出来事はみなさんに伝えたいなと思います。
だって、本当に感心・感動するから。
アロマトリートメントをただのリラクセーションにカテゴライズするのはもったいない。
「療法」としてのアロマテラピー。
もっとたくさんの方に体感してもらいたいです。
使命ですね、私の。