原液塗布と飲用

1月からAEAJの検定対応コースのレッスンが始まり、アロマテラピーの基礎の基礎を学ぶ時間が続いている。
アロマテラピーとは、精油とはからで、生徒さんの真っ白な状態の脳の一部にたくさんの情報が入っていく様子を眺めるのが私はたまらなく好き。ハイハイしていた赤ん坊が一人で歩けるようになっていくような感覚という表現は決して大袈裟ではない。キラキラと光も見えてきそうなくらい。眩しいの。
先日はマルチネットワークビジネスのD社の話題になった。
私と同世代の人たちにはかなり浸透してきているD社だけど、少し下の世代にはまだそんなに浸透していなくて、SNSでいい感じに発信している人もいいたりで、そこからハマってしまうのだと思われる。
精油を原液で皮膚塗布したり、飲用することのリスクは、アロマテラピーを学べば理解できるのだが。どうしてこういつまでたっても変な使い方をする、使い方を勧める人がいなくならないのだろうか。
ツイッターを閲覧していると、九州の和菓子屋さんがD社の精油を使った商品を販売しているというスレッドを見つけてしまい、読みふけってしまった。個人で勝手に飲用や原液塗布ではなく、商品販売とは。
【食品】でも【食品添加物】でもない【雑貨】の精油をお菓子作りに使用するなんて。
ラベンダーオイルの原液を枕に数滴垂らして寝る習慣から生じた頸部のアレルギー性接触皮膚炎 という日本皮膚免疫アレルギー学会の症例というのも発見。
枕でラベンダー精油を原液使用というのは?枕に?空気暴露で感作というのが少し気になった。同じものをずっと使い続けるのはダメで、定期的に香りを変えることが大事だということがわかる。
ひとりひとりのアロマテラピーの専門家が、コツコツ伝え続けていかねば。
なんてことを10年以上続けているのになー。全然失速していない感じがする。