キスマイ千賀さんのコロナ感染後の嗅覚刺激療法
次女が高校生の頃好きだったキスマイ。
ちょうど4年前の2017年には倉敷駅前のアリオでハイタッチイベントがあって、早朝から整理券を取るのに並びに行ったという思い出もあります。
そのキスマイの千賀さんが昨年秋に新型コロナウイルスに感染。
特徴的な症状の【嗅覚障害】のことと【嗅覚刺激療法】についてご自身のYouTubeで紹介していました。
千賀さんの試した方法
YouTubeの動画で紹介している内容の要約は
- 1日2回、10秒以上嗅ぐ
- 香りはローズ、レモン、ユーカリなど
- アロマオイルを使用する
- 嗅覚神経細胞を刺激し、再生を促す
以上のような内容でした。
んー、【アロマオイル】という表現が気に掛かります。
アロマオイル=植物の香りがするオイル状の液体のことだと思っている人は世間にはたくさんいます。
100均にそのような商品も売られているし、ネットでも数百円で購入できます。
嗅覚刺激療法を行うのであれば、使用する香りは慎重に選んでほしいです。
安価なものには安価な理由があります。
アロマテラピーの専門店やプロに相談して【精油】もしくは【エッセンシャルオイル】を購入しましょう。
・・・ローズはなかなか高価ですけどね。
嗅覚刺激療法とは?
嗅覚刺激療法について少し調べてみました。
Google先生が導いてくれたのは日本橋浜町耳鼻咽喉科。
東京出張時に何度か利用しているお気に入りのHAMACHO HOTELのご近所でした。それだけで親近感。
4種類の嗅素(バラ、ユー カリ、レモン、クローブ )を1日2回朝晩10秒程度、12週間嗅ぐという方法です。感冒後嗅覚障害(風邪を引いた後ににおいがしない状態に続いている)(Hummel T et al., 2009)と外傷性嗅覚障害(Konstantinidis I et al., 2013)において、その有効性が報告されています。
日本橋浜町耳鼻咽喉科
- バラ、ユーカリ、レモン、クローブの4種の香り
- 1日2回朝晩10秒、12週間嗅ぐ
引用元の論文のリンクがあるのがとても親切です。
4つの強い臭いとは
- フェニルエチルアルコール:ローズ
- ユーカリプトール:ユーカリ
- シトロネラール:レモン
- オイゲノール:クローブ
アロマテラピーの知識がある人は、他の何の香りで代用できるかな?なんて考えるのもよいと思いますよ。