話題の柑橘『じゃばら』をいただきました
先日レッスンにお越しいただいた卒業生さんから、柑橘類のお土産をいただきました。
柑橘類の産地の広島や愛媛が近い岡山は、冬~春は柑橘類がいろいろと楽しめます。
生産者さんや研究者さん達のお陰でしょうか。
年々いろいろな種類のミカンが増えています。
私個人的には高知の文旦が大好き。
あのキレイにペロッと皮が剥けるのも好きです。
さて、その卒業生さんからいただいた柑橘類のなかにはじめましての品種が。

じゃばら?
じゃばらっ!
あのじゃばら?
3月の最終週、ほぼ毎日この柑橘の話題だったのです。
どうやら、じゃばらが花粉症によいというのがテレビで放送されたらしいのです。
「なんとかってうミカンが花粉症にいいんだって」
「なかなか手に入らない、希少なミカンなんだって」
「あまり量産できないんだって」
毎日毎日来る人来る人が同じようなこと話していくのです。
テレビを観ない私はポカ~ン。
テレビの影響ってすごいなと思っていたところ。
まさか現品をいただくという流れに。
おもしろい!
せっかくなのでじゃばらについて調べてみました。
まず、日本じゃばら普及協会という団体を発見。
和歌山県北山村に自生する柑橘類の果実「じゃばら」。
ゆずや温州みかん等の自然交配で生まれた香酸柑橘(酸味が強い柑橘)で、もともとは、村民の敷地に1本だけ存在していました。
種がほとんどないので、接ぎ木で1本ずつ増やし、30年かけ現在では8000本栽培するまでになりました。
邪気を払うことから「じゃばら」と名付けられたと言われており、地元では正月料理には欠かせないものでした。
他の地方で栽培されていなかったため、「幻の果実」と呼ばれ珍重されてきました。
最近は花粉症に効くことが解明され、注目されている果実です。
ということらしいです。
『邪気を払う』でじゃばらなんですね。
いいネーミング。
シナモスマ・フラグランスと似ています。
では、なぜ花粉症に良いのかというと。
ナリルチンを多量に含むからとのこと。
ナリルチンはフラボノイドの1種で、ヒスタミン等の放出を抑え花粉等のアレルギー症状を緩和することに期待ができる。
日本じゃばら普及協会のHPではこのように紹介されていました。
大阪薬科大学との共同研究で特許取得もされているようです。
画像は日本じゃばら普及協会HPより
気になったのが、果汁よりも果皮が更にナリルチンが豊富に含まれているのだとか。
そう、果皮。
つまり。
果皮から精油を抽出したらどうなるのかしら?ってこと。
濃縮果汁やサプリメント、ジャム等は既に商品化されているようでしたので。
アロマセラピストとしては精油の存在が気になります。
教えて!Google先生!
やっぱりありましたよ、精油!
しかも品切れ、残念。
・・・量産していないのでしょうか。
いつか出会えたらいいな、じゃばら精油。
さて、いただいたじゃばら。
どうやって食しましょうか。
果汁はとても酸っぱいらしいのです。
うーん、ハチミツに漬け込んでレモネード風でしょうか。
