ラベンダーとの再会
yukiko meets lavandula angusutifolia
アロマアドバイザーコースの香水を作るレッスンでは、出来上がった香りに名前をつけてもらいます。
今は便利なツールがあるので、好きなフォントで作ったラベルをアトマイザーに貼ると、お店で売られている商品のようです。
この個性的なネーミング。
どうしてなの?
そう生徒さんに聞きました。
この生徒さんは以前に一度別のスクールでアドバイザー資格を取得されていました。
「以前」といっても、それはかなり昔のこと。
講師の私よりも前にNARDJAPANのレッスンを受講されていたのです。
その後はアロマから遠ざかってしまっていたそうですが、ヘナで通っていただくご縁があり、そこでまたアロマへの興味が復活。再びNARD JAPANに入会して勉強し直したという経緯の生徒さんです。
レッスンを続けていくと、それまでの香りへの固定概念が変化したようです。
好きだと思っていた香りが実はそうでもなかったり。
苦手だと思っていた香りが、心地よい香りに感じたり。
何とも思っていなかった香りをとても好きになったり。
特に女性は生理や更年期など、女性ホルモンの影響を心身ともに受けます。
私の経験だと、生理前にはクラリーセージの香りが甘く甘くハチミツのように感じ、生理後にはふりかけの「ゆかり」の香りにしか感じませんでした。
その他にも、朝と昼と夜や、季節によっても香りの好みは変わります。
なので、所謂「好きな香り」というのは変化するんですよね。
精油を選ぶときはどうしても好きな香りに手が伸びがち。
でもちょっと待って。
嗅覚は【本能の感覚】。
頭で考えずにただただ自分の感覚を最優先して感じて欲しいです。
この生徒さんはラベンダーを見直したそうです。笑。で、このタイトル。
「ラベンダーって好きじゃない」って言う人は意外と多いです。
でも、体験レッスンや実際のレッスンで好きになる人も多いです。
巷にはいろいろな精油メーカーがあるし、精油以外でのラベンダーの香りの商品がたくさんあります。
きっとね、本当のラベンダーの香りに出会っている人って少ないのでしょう。
もったいないなー。
スキンケア、虫刺され、火傷、偏頭痛、肩こり、眠れないとき、不安なとき・・・。
いろいろな場面で活躍する、頼りになる精油です。
大好き。