ヘナ前、ヘナ後
今日はヘアカラー剤からヘナに切り替えてもうすぐ1年経過するクライアント様をご紹介します。
まずはビフォー写真から。

恐らく、月1でのパーマとヘアカラー。
私の記憶を遡ってみると、出会った頃からほぼこのスタイル。
ミュージカル『アニー』の主人公アニーのイメージだそうです。
ヘアドネーションする!
そう決めたのが昨年10月。
ヘアドネーションというのは、医療用のウィッグのために髪の毛を寄付すること。
31センチ以上の長さが要るので、根気よく伸ばしていかないといけません。
ずっとこのカラー&パーマのスタイルだったので
「えっ?ウソでしょ?」
そう反応したかと思います。
もともと潔い人柄のクライアント様なので、決断してからは速かったこと。
ヘアカラーもパーマも、そしてシャンプー・コンディショナーもやめました。
月イチでヘナに。

ヘナをしてお帰りになるときには次回の予約を入れて。
コンスタントに月イチ通っていただいています。

そしてほぼ1年経過した現在の髪の毛。
言葉で説明するより、写真を見て頂いたら一目瞭然です。
もちろん画像の加工はしてありません。
毛先寄りがヘアカラー&パーマ&シャンプー・コンディショナー時代の髪。
そして根本寄りがヘナ&ハーブシャンプーにしてからの髪。
この違い。
写真よりも実際に見てもらった方が違いはもっとわかります。
毛先はかなりのダメージ毛でギシギシ。
こまめにトリートメントしたり、復元ドライヤー的なものや、シャワーヘッドを特殊なものに変えたりと手を掛けていたはず。
髪が濡れた状態のときには手櫛で梳かすこともできません。
根本寄りの毛はとのかくツルツル、そしてサラサラ。
ヘナしてハーブシャンプーしてそれだけ。
それだけでこの状態がキープできています。
ヘナってすごい!
ハーブシャンプーってなに?
って、なるとは思うのだけれど、ここで一旦冷静になってみましょう。
確かにヘナもハーブのシャンプーも髪や地球にやさしい逸品だと思います。
と同時に。
ヘアカラーやパーマ、シャンプー、コンディショナーがいかに髪に負担を掛けているのか。
ということにも気づけるはずです。
石油由来の薬剤を使って頭の上で化学反応を起こし、色やカールを作り出すのがヘアカラーやパーマ。
髪へのダメージはもちろん、頭皮からの経皮毒も懸念されます。
つまり、ヘナやハーブシャンプーが髪によいということだけではなくて。
ヘアカラーやパーマがいかに悪しき習慣なのか。
それをやめただけでも、髪や頭皮へのダメージが減るということは容易に想像できます。
禁煙したらごはんが美味しい!
それと似ていると思います。

クライアント様に1年経っての感想を聞いてみました。
ヘナはヘアカラーと違い、すぐに変化や結果が感じられません。
私も以前に比べたら随分と髪の状態は改善されました。
くせ毛のためのストレートパーマや、毎日のヘアアイロン。
そして白髪染め。
全てをやめて、ヘナとハーブシャンプーに切り替えた結果です。
ここで紹介したクライアント様のように、最初の1年半はヘナへの移行期。
いろいろと感じることはありました。
半分ケミカル、半分ヘナの状態は決してキレイではなかったと思います。
でも、そんな自分の髪の状態の変化を楽しんでいました。
その時期があっての今。
これからヘナを始める人へお伝えしたいこと。
すぐに結果は出ません。
まずは続けてみる。
そう、続けてみよう!