わたしは蒸留酒を楽しむことにした

ナードアロマテラピー協会認定校・AEAJ総合資格認定校 アロマとヘナのサロン・スクール ロメオブルーです。

先日、久しぶりに夜のお出掛けをしてきました。
県外への出張やセミナーがほぼ中止になってしまった今年。
友人と食事をすることもスペシャル。
電車に乗るのもスペシャル。
なんでも楽しめてしまいそうな気分だった。

きっかけは1冊の本


今年購入した本の中で、1番最速で読んだと思う。

髪もメイクも。
料理やスイーツ。
手芸も。
そうか、蒸留もかー。

【女性的なもの】← この表現自体がもうダメ、古い。
まー、でも、この所謂女性的な数々のジャンルのスペシャリスト達はほぼ男性なのだ。
そっかー、蒸留もかー。

そう思い、手に取った本なのだけど、読んでみると少し違った。


蒸留は蒸留酒のことだった

アロマテラピーで使用する精油は水蒸気蒸留法という方法で植物から抽出する。
この本のタイトルにある【蒸留】はてっきり精油の蒸留のことだと勝手に思っていた。
そして著者名が男性だったことで、【スペシャリスト達は結局男性】という確認をしたかったのかもしれない。

そこからこのMITOSAYAに興味を抱き始め、不定期なオンラインショップの販売日時をチェックする日々が始まった。
不定期とはいっても、販売日時は日曜の10時~というのが定番で。

ちょっと待って。
日曜の10時はほぼ確実に仕事じゃないか。

ちょっとできた、いや、無理矢理作った隙間時間にスマホをいじってみるものの。
毎回12時には全部 out of stock という悲しいお知らせ。
ずるいよなー、買えないと余計に欲しくなる。

そして先日のオープン日。
もちろん10時からはヘナのご予約をいただいていて、その時点で諦める。
いやいや、このご予約のお客様は長いお付き合いのお客様。
スマホを1分だけ触ることを快く許してもらえた。



やっと買えた、Eau de vie !

そしてウキウキなことは更に続く。

広島産のレモンを使用したMITOSAYAの新商品のお披露目イベント開催を知る。

【レモンの夜】へ


レモンの生産者の方のお話し、MITOSAYAの江口さんのお話しを聞きながら、LEMON POI をストレートで。
精油とも、果肉や果汁ともまた違った、苦みのある大人な香りと味。

レモン
レモングラス
レモンバーベナ

アロマやハーブを知っていたら、香りはイメージできるでしょう。
その香り × ブランデー



菅原敏さんの詩集「果実は空に投げ、たくさんの星をつくること」の朗読会もあった。

Eau de vieの香りが染み込ませてあるこの詩集。
1ページ1ページを燃やし、炎と煙の香りを感じるという不思議な体験もした。

不確かなドキドキ

江口さんの本を読んでいて、ドキドキして声を出してしまう瞬間があった。

著書の帯にもあるように、もともとは本に関わるお仕事をしていたとのこと。
なぜそこから蒸留へ?と誰もが抱く興味。

私も同じく、そんな風に読み進めていったわけなのだけれど。
その本屋が代官山のユトレヒトだということがわかった。

最初は脳に少しだけ静電気を感じただけだった。
そしてその静電気はスパーク。


サロンの入口にバウハウスのポスターを飾ってあるのだが。
このポスターを購入したのが、恐らく代官山のユトレヒトだったのではないのかと。
すっかり老化気味の私の脳の海馬がフル稼働した。
そうでなければ、この静電気からのスパークは起こらないはず。

今の家を建てる15年ほど前。
東京の書店のどこかでバウハウスのポスターを購入したのは確かなこと。
そしてその時に【ユトレヒト】がオランダの都市であり、ミッフィーのブルーナが生まれた町だということを知る。

んー、完全に不確かな記憶なのだけど、そうであってほしいと思った。

楽しめる時間を大事にしたい


ボトルとそのラベルと。
そして外箱も、ひとつひとつが私好み。

アロマテラピーを始めた頃、精油を1本ずつ買い揃えていったように。
Eau de vie もまた、1種ずつ買い揃えていくのを楽しめそう。

【命の水】という意味のEau de vie。

【生きること】を何度も考える機会があるこの2020年。

Eau de vie の香りと味
好きな音楽とを
かなりクタクタになったソファの上で
楽しめる時間を大事にしたい。


2020年、はしゃげる時間も結構あるものだ。

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