痛みと炎症緩和のためのクリーム
ナードアロマテラピー協会認定校・AEAJ総合資格認定校 アロマとヘナのサロン・スクール ロメオブルーです。
陸上部でがんばる娘さんのケアに
暑い夏も寒い冬も、1年中陸上部の練習に励んでいる娘さん。
筋肉の緊張感を緩和するための、ホームケアで使えるクリームです。
目次
生徒さんの実習ブレンド
- ラベンダー・アングスティフォリア
- バジル
- ジュニパー
- シアバター
- 5%濃度
解説
ラベンダー・アングスティフォリア Lavandula angustifolia ssp. angustifolia
- 科名:シソ科
- 抽出部位:花穂
- トップノート
- 鎮痙攣作用
- 鎮静作用
- 鎮痛作用
- 筋肉弛緩作用
- 抗炎症作用
- 精神的、肉体的なリラックス効果に期待できる
- 強ばった筋肉を弛緩させ、炎症を抑えたり、痛みを緩和させる
- 禁忌事項無し
バジル Ocimum basilicum ssp. basilicum
- 科名:シソ科
- 抽出部位:花と茎葉
- トップノート
- 鎮痙攣作用
- 自律神経調整作用
- 交感神経調整作用
- 鎮痛作用
- 痙攣を抑える作用は秀逸
- 筋肉や消化器系の痙攣や痛みを抑えたいときに瀕用
- 交感神経が優位になることで緊張し、筋肉が拘縮されるので、自律神経系からも筋肉へアプローチ
- 禁忌事項:50%以下に希釈して使用する(チャビコールメチルエーテルに皮膚を荒らす危険があるため)
ジュニパー Juniperus communis
- 科名:ヒノキ科
- 抽出部位:葉つき小枝
- トップノート
- 抗リウマチ作用
- 鎮痛作用
- 抗炎症作用
- 鎮痙攣作用
- 自律神経調整作用
- むくみ、筋肉痛、関節炎、腱鞘炎などに
- 自律神経系からくる緊張による筋肉の拘縮へのアプローチ
- 禁忌事項無し
抗炎症作用、鎮痛作用、鎮痙攣作用による筋肉の炎症や痛み、痙攣に。
そして、自律神経系のバランスを取ることで、緊張による筋肉の拘縮の緩和に期待できます。
直接的に筋肉に作用させることと、自律神経系からの作用という、多角的なケアができるのがアロマテラピーのよいところです。
自律神経系が整うことで、お腹の消化活動や末梢の冷え、睡眠の状態も整い、様々な不調が緩和されることでしょう。
今回はシアバターを使ったクリーム状のものを作りましたが、植物油やジェルを基材として使用するのもよいでしょう。
特に夏はジェルが快適です。
抗炎症作用や鎮痛作用、抗リウマチ作用のあるアルニカ油がオススメです。
陸上部の娘さんだけでなく、家族の肩こりのケアなどにも使ってください。