見て!この左右差
先日のナードのアドバイザーレッスンでは植物油について学んでいただきました。
アロマテラピーは精油が主役。
でも、実際には精油は原液では使用できないので植物油などの基材で希釈します。
一般の方だと精油は1%~5%くらいで使用することが多いと思います。
メディカル的に使用する場合はもっと濃度も高くなります。
その場合は精油や身体のことを理解しておく必要があるので注意が必要です。
通常の使い方であれば、全体の99~95%は植物油やその他の基材になります。
植物油もそれぞれに特性があるので、精油同様学んでいくとアロマテラピーの楽しみ方も増えることでしょう。
私はここ数年アルガン油がお気に入り。
Argania spinosa
- 学名:アカテツ科
- 抽出部位:種子(種の中の仁)
- 湯の種類:低温圧搾油
- オレイン酸、リノール酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ビタミンE
- モロッコのアトラス山脈にだけ自生するトゲのある高木
- 自然の老化予防薬とも言われ、スキンケアに最適
『モロッコの黄金』とも呼ばれるアルガン油。
モロッコの経済を潤していることは間違いないでしょう。
お肌の水分も油分も潤してくれるので、これからの乾燥する秋冬には欠かせません。
ぜひ試してみてください。
レッスンの実習ではトリートメントオイルを作り、セルフのハンドトリートメント(マッサージ)の練習をしました。
最初にハンドバスから。
クレイのホワイトカオリンを使いました。
手首までしっかりと温めることが大切。
そして5分ほど、ゆったりとした気持ちでセルフトリートメント。
片手のみ終わったところです。
ね!どちらの手をしたのか一目瞭然の左右差です。
ハンドバスとハンドトリートメントで手が温まり、血液やリンパの流れを促したため、このスッキリ・クッキリ感。
「すごい~!」
生徒さん、思わず声が出ていました。
これからカラダの冷えが気になる季節です。
寒くて縮こまっていると、全身の巡りが悪くなります。
そんなときこそアロマトリートメントをオススメします。
精油の薬理作用とタッチングによる作用は、その人自身が持っている自然治癒力を上げるように働きかけます。
好きな香りに包まれて、同時にココロもカラダもバランスが取れていく。
アロマテラピーの素晴らしさを実感できるのがトリートメントです。
レッスンのたびに感激している私です。