マスクスプレーには酸化物類の精油を

ナードアロマテラピー協会認定校・AEAJ総合資格認定校 アロマとヘナのサロン・スクール ロメオブルーです。

猛威を振るっている新型コロナウィルス。
マスクから始まったパニックは消毒用エタノールやスプレー容器までにも。
そして相次ぐイベントの中止。

私自身は今週末に日本アロマ環境協会の大阪でのイベントのスタッフとしての仕事があったのですがキャンセルに。
しばらくは全国でこのような状況になるのでしょう。
ひとりひとり、感染予防の意識を高めていかなければいけません。

好評です、消毒スプレー

今月に入ってたくさんの方にお問合せいただいている消毒用スプレー。

マスクに、手に。
私も毎日使用しています。


感染症に対してのレッスンがアドバイザーコースにあるのですが。
急遽レッスンのスケジュールを変更し、感染症や微生物、抗菌アロマについて学んでいただいています。

良い香りでリラックス。

世間ではまだまだそんな感じの認知のされ方をしているアロマテラピー。
あまりにもザックリとした表現で悲しくなってきます。

精油は使い方次第で、今回のような感染症の流行時に予防というカタチで活用できるのです。


酸化物類の精油をメインにブレンドしたスプレーはもちろん、オレガノカプセルも欠かせません。
そして栄養バランスの取れた食事と、十分な睡眠も。

酸化物類の精油

マスクにも手にも使用できるスプレーは酸化物類の精油を中心にブレンドします。

去痰作用、抗カタル作用、抗ウィルス作用、免疫調整作用、抗菌作用、抗寄生虫作用が主な作用の酸化物類。
呼吸器系の不調時にはまずこの酸化物類から。

カモマイル・ジャーマン
シナモスマ・フラグランス
ニアウリ
ユーカリ・グロブルス
ユーカリ・ラディアタ
ラヴィンツァラ
ラベンダー・スピカ
ローレル など

ローレルとシナモスマフラグランスは講師の私が個人的に好きな精油。
レッスンでもついつい推し気味になるからでしょうか。
生徒さん達にも人気です。

言いたいことを言葉にできず、我慢しがちな人が好むのがこの酸化物類の精油たちです。
どうですか?好きですか?

フランコムはローレル

アロマテラピーの歴史を学ぶとき
精油の化学を学ぶとき
必ず登場するのがピエールフランコム氏。

先日の日本アロマ環境協会主催のセミナーは、残念ながら中止になってしまいましたね。

そのピエールフランコムラボのブログに、興味ある記事があるのでご紹介します。

ローレル!!

ローリエ精油は、生化学的にとてもバランスが取れている。(ユーカリプトール、酢酸テンペニル、サビネン、α-ピネン、リナロールなど)


レッスンでも必ずお伝えしている、ローレルのこの万能性。
どうバランスが取れているのか。
アドバイザー受講されている方には理解できますよね。
香りがよいだけではなく、使用用途が広いところが魅力的です。

ただ、注意するべきことはあります。

  • アレルギーの方は使用に注意が必要
  • 学名や芳香分子など、内容成分が確認できるケモタイプ精油を使用すること


精油のこと、身体のことを理解し、安全に使用する。
やはりここが1番大事です。

ローレルについて追記

今回の記事中でのローリエ精油の有効性研究は、2003年に流行したサーズコロナウイルスに対してなされたもの。
2019-nCoVに対しては、あくまでも有効であろうとの見方をすることができる、という点を今一度ご確認ください。

今はコロナウイルスについてたくさんの情報が溢れています。
これらの情報は医療行為にとって代わるものではないということ。
ヨーロッパ各国と日本では、アロマテラピーに関連する法律が違うということ。
これらを理解したうえで、使用しましょう。

使用上の過失・事故に関しましては自己責任でお願いします。

スプレーの作り方

【材料】
無水エタノール 40ml

精製水 10ml

精油 30~50滴

★酸化類の精油をベースに、免疫系や自律神経系にアプローチできる精油をプラスできたらgood!

【作り方】
❶ ビーカーで精油をブレンドする

❷ ❶に無水エタノールを加える

❸ 更に精製水を加える

❹ 容器へ移して出来上がり


★ マスクに使用する場合は外側へスプレーしましょう。
☞内側だと肌に刺激アリ〼

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