溜まる一方の保冷剤を捨てる前に
緊急事態宣言後、時間の余裕ができました。
同時に思考の余裕もできて。
いろいろなことを【整理】できる機会になりました。
まずは溜まりに溜まったアロマ本の整理から。
はじめて手に取ったアロマ本
「懐かしい!」
思わず声が出てしまった2冊。
アロマテラピー検定受験と同時期に購入しました。
グリーンフラスコの林先生の本は、とてもわかりやすく簡潔にまとめられていて。
購入した当時は生徒目線で読んでいましたが、今は【講師目線】で。
当時はインターネットも普及していなく、書籍で学ぶことは重要でした。
何度も何度も読み返した記憶があります。
ティスランドの本も購入したはずなのだけど、行方不明。
・・・ムムム。
進化するアロマ
画像が小さくてごめんなさい。
入浴時の精油の使い方は、この画像のように直接湯船に滴下するのが一般的でした。
もちろん私もそうしていました。
ここからバスソルトが登場して、塩に精油を混ぜて入浴剤にするのが広まりました。
塩と重曹とクエン酸で発砲バスソルトとかも。
転機は2019年春。
ロバート・ティスランドの来日セミナーで、塩&精油の入浴剤についての言及があり。
これまでスタンダードだったことが覆されたのでした。
ちなみに我が家の入浴剤は、①エプソムソルトのみ ②乳化剤&精油のバスオイル この2種です。
精油の原液が直接皮膚につかないこと。
これがとても大事であり、塩&精油の使用だと塩が溶けてしまったあとに精油原液が肌につきます。
そして肌への刺激やトラブルへ繋がるわけです。
ロメオブルーでのレッスン時の実習でも入浴剤は作りますが。
乳化剤を使用したものを作っていただいています。
日本では90年代に広まったアロマテラピー。
いろいろなことが解明されてきました。
解明されていない部分もまだまだまだたくさんあります。
レッスンの内容もそういった変化に対応できるよう、日頃から私も務めています。
そしてわかりやすいカタチで生徒さんへお伝えしていく。
私もまた、ときに生徒でもあるのです。
みなさん感激の実習
アドバイザーコースの初回レッスンで作成する芳香ジェル。
ジェルに精油を混ぜるだけで作れるお手軽クラフトなのですが、毎回生徒さんには感激されます。
それは材料。
このジェルは保冷剤を使用しています。
冷凍庫の片隅でどんどん増えていくあの保冷剤。
凍っていない状態のものを容器にあけ、そこに精油をプラス。
芳香性はそれほど高くないので、玄関やトイレ、洗面所などの狭い空間で使用することに向いています。
「これなら家で気軽に作れますね」
「保冷剤は捨てるほどあります」
と、喜んでいただいています。
この保冷剤使用のクラフト。
私がアロマを勉強し始めた頃はありませんでした。
いつから広まっていったのでしょうか。
最初にこれを始めた人を尊敬します。
入浴剤がそうであるように、クラフトも進化しています。
楽しいです。
実習では簡易的な容器を使用していますが、実際に家で作る場合はガラスの容器を使用しましょう。
精油の成分でプラスチック系は溶けてしまう可能性があります。
かわいいガラス容器や、ガラスのプリン容器などを。
ビーズやグリッター、ラメ等を混ぜたり
食紅やカラーリキッドを使って色付けするのも楽しいです。
保冷剤を捨ててしまう前に、いかがでしょうか。
最近のレッスン風景
こんな風に、講師の私との距離をキープ。
お教室を始めた頃に使用していた机を引っ張り出して使用しています。
考える機会
これもコロナのおかげです。